一人暮らしの部屋や寝室用のセカンドテレビとして人気の32型テレビ。
できるだけ価格を抑えたいけれど、「安かろう悪かろう」では後悔してしまうのではないかと、どのモデルを選べばよいか迷ってしまいますよね。
結論として、安い32型テレビを選ぶなら、2万円台で購入できるスマートテレビ機能付きのモデルが最もコストパフォーマンスに優れています。
この記事では、安い32型テレビのおすすめモデルを選ぶためのポイントを解説し、具体的な人気モデルをランキング形式で8つ厳選してご紹介します。
あなたの使い方にぴったりの、コスパ最強の一台を見つける手助けになれば幸いです。
安い32型テレビのおすすめな選び方
価格を重視して32型テレビを選ぶ際にも、チェックしておきたいポイントが4つあります。
購入後に後悔しないためにも、最低限の機能やスペックを確認しておきましょう。
予算は2万円~3万円台が狙い目
安い32型テレビを探すなら、まずは価格帯を2万円から3万円台に設定するのがおすすめです。
この価格帯には、機能と価格のバランスが取れたコストパフォーマンスの高いモデルが集中しています。
1万円台の激安モデルも存在しますが、機能がかなり制限されていたり、スマートテレビ機能がなかったりする場合が多いです。
一方で、国内大手メーカーのモデルは4万円を超えることもありますが、ネット動画機能などをあまり使わないのであれば、2万円台のモデルでも十分に満足できるでしょう。
ネット動画視聴がメインなら「スマートテレビ」一択
YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスを頻繁に利用するなら、スマートテレビ機能が搭載されたモデルを選びましょう。
スマートテレビなら、Fire TV Stickなどの外部機器を接続しなくても、テレビ単体でインターネットに接続し、手軽にネット動画を楽しめます。
特に「Google TV」搭載モデルは、様々なアプリを自分で追加できるほか、複数の動画配信サービスから横断的に作品を検索できるため非常に便利です。
地上波放送をほとんど見ないという方には、チューナーを搭載しない「チューナーレステレビ」も選択肢になります。
その分価格が安く設定されているため、ネット動画視聴に特化したい方におすすめです。
画質は解像度だけでなくパネルの種類にも注目
32型テレビの解像度は、主にフルHD(1920×1080)とHD(1366×768)の2種類です。
スペック上はフルHDの方が高精細ですが、32インチという画面サイズでは、視聴距離によってはその差を体感しにくいこともあります。
そこで注目したいのが、液晶パネルの種類です。
視野角が広く、斜めから見ても色味の変化が少ない「IPSパネル(ADSパネル)」は、寝転がって見たり、複数人で視聴したりするシーンにおすすめです。
一方で、「VAパネル」は正面から見たときのコントラストが高く、黒色がはっきりと表現されるため、映画鑑賞など一人でじっくり映像を楽しみたい方に向いています。
録画機能は「外付けHDD対応」と「Wチューナー」をチェック
安い価格帯の32型テレビには、基本的に録画用のHDDは内蔵されていません。
テレビ番組を録画したい場合は、「外付けHDD録画対応」のモデルを選び、別途USBハードディスクを用意する必要があります。
また、見たい番組が重なってしまった時に便利なのが「裏番組録画」です。
この機能を使うには、チューナーが2つ以上搭載された「Wチューナー」モデルである必要がありますので、録画機能を重視する方はチューナー数も忘れずに確認しましょう。
【激安】安い32型テレビのおすすめ人気ランキング8選
ここからは、数ある製品の中から厳選した、安くておすすめの32型テレビをランキング形式でご紹介します。
1位:ハイセンス 32A4N
| メーカー | ハイセンスジャパン |
|---|---|
| 解像度 | フルHD |
| スマートテレビ機能 | 〇 (VIDAA) |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 26,000円前後 |
音声の聞き取りやすさと臨場感に強みを持つ、コストパフォーマンスに優れた一台です。
映像処理エンジン「HI-VIEWエンジン2K」を搭載し、フルHDの高画質で映像を楽しめます。
特に音質面の評価が高く、人の声がクリアに聞こえるため、ニュースやドラマの視聴に最適です。
YouTubeやNetflixなど主要な動画配信サービスにも対応しており、これ一台で幅広く楽しみたい方におすすめします。
画質はやや色味に特徴がありますが、価格とのバランスを考えれば非常に満足度の高いモデルです。
2位:MAXZEN J32CH06
| メーカー | マクスゼン |
|---|---|
| 解像度 | HD |
| スマートテレビ機能 | × |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 19,000円前後 |
とにかく価格を最優先したい方におすすめなのが、このモデルです。
2万円を切ることもある圧倒的な低価格が魅力で、基本的なテレビ視聴機能に絞られています。
スマートテレビ機能はありませんが、Wチューナーを搭載しており、外付けHDDを接続すれば裏番組録画も可能です。
高輝度VAパネルを採用しているため、価格の割には奥行きのある映像を楽しめます。
セカンドテレビや、特定の用途に限定して使いたい場合に最適な一台と言えるでしょう。
3位:iFFALCON IFF32S53G
| メーカー | iFFALCON |
|---|---|
| 解像度 | フルHD |
| スマートテレビ機能 | 〇 (Google TV) |
| 録画機能 | 不明 |
| 参考価格 | 22,000円前後 |
TCLのサブブランドから登場した、Google TV搭載のスマートテレビです。
この価格帯でGoogle TVを搭載しているのは大きな魅力で、多彩なアプリを追加して自分好みにカスタマイズできます。
音質面ではセリフが明瞭で聞き取りやすいと評価されており、ニュースやバラエティ番組の視聴に向いています。
一方で、画質は色の偏りやコントラストの弱さが指摘されることもありますが、スマートテレビとしての機能性を重視する方には有力な選択肢となるでしょう。
4位:山善 QRTN-32W2K
| メーカー | 山善 |
|---|---|
| 解像度 | HD |
| スマートテレビ機能 | × |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 21,000円前後 |
必要最低限の機能に絞った、シンプルな設計の32型テレビです。
日本製の映像エンジンを搭載し、ナチュラルな色再現にこだわっています。
派手さはありませんが、PCモニターのように自然なトーンの映像が見やすいと評価されています。
スマートテレビ機能はありませんが、Wチューナー搭載で裏番組録画にも対応。
インターネット機能は不要で、地上波放送を自然な画質で楽しみたいという方におすすめのモデルです。
5位:アイリスオーヤマ 32WB10PB
| メーカー | アイリスオーヤマ |
|---|---|
| 解像度 | HD |
| スマートテレビ機能 | × |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 28,000円前後 |
生活家電で人気のアイリスオーヤマが手掛ける、シンプルな32型テレビです。
VAパネルによる深みのある映像表現が特徴で、裏番組録画にも対応しています。
映像は全体的にノイズが乗りやすいとの評価もありますが、国内メーカーならではの安心感を求める方には選択肢の一つとなります。
画質や音質に強いこだわりがなく、とにかく価格を抑えてテレビを導入したい場合に検討したいモデルです。
6位:オリオン OLS32WD10
| メーカー | ドウシシャ (ORION) |
|---|---|
| 解像度 | HD |
| スマートテレビ機能 | 〇 (Google TV) |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 24,000円前後 |
手頃な価格でGoogle TVを体験できるスマートテレビです。
ニュースやバラエティ番組など、セリフ中心のコンテンツでは実用的な音質を確保しています。
ただし、全体的な画質はノイズが目立ちやすく、音質も映画やスポーツ観戦には物足りなさを感じるかもしれません。
斜めから見ると白っぽく見える傾向があるため、設置場所には少し工夫が必要です。
価格を重視しつつ、スマートテレビの便利さを手に入れたい方におすすめします。
7位:TCL 32V5C
| メーカー | TCL |
|---|---|
| 解像度 | フルHD |
| スマートテレビ機能 | 〇 (Google TV) |
| 録画機能 | 外付けHDD対応 (Wチューナー) |
| 参考価格 | 27,000円前後 |
映画鑑賞に向いた画質が魅力のGoogle TV搭載モデルです。
VAパネルを採用し、暗いシーンの再現力が高く評価されています。
CGや映画の光と影の表現に優れ、立体感のある映像を楽しめるのが特徴です。
スポーツ映像もくっきりと映し出します。
一方で、音質はやや迫力に欠けるとの評価もあります。
映画やアニメなど、特定のコンテンツを高画質で楽しみたいと考えている方におすすめの一台です。
8位:FPD スマートテレビ
| メーカー | FPD |
|---|---|
| 解像度 | フルHD |
| スマートテレビ機能 | 〇 (Google TV) |
| 録画機能 | × (チューナーレス) |
| 参考価格 | 22,000円前後 |
地上波放送を見ない、ネット動画専用機として使いたい方に最適なチューナーレステレビです。
チューナーを搭載していない分、価格が安く抑えられています。
Google TVを搭載しているため、YouTubeやNetflixなど多彩な動画配信サービスを自由に楽しむことが可能です。
HDR10技術により、価格の割に鮮やかで臨場感のある映像を実現しています。
アンテナ線の配線を気にせず、好きな場所に設置してネット動画を楽しみたい方におすすめです。
ゲームも楽しみたいなら「ゲームモード」搭載機をチェック
安い32型テレビでも、ゲームを楽しみたいという方は「ゲームモード」の有無を確認しましょう。
PS5のような最新ゲーム機の性能を最大限に引き出すには、HDMI 2.1に対応した4K/120Hzテレビが理想的です。
しかし、32型テレビには4Kモデルが存在しないため、そこまでの性能は求められません。
それでも、ゲームモードが搭載されていれば、映像信号の処理を簡略化し、コントローラーの操作と画面表示の間の遅延を最小限に抑えることができます。
特にアクションゲームやリズムゲームなど、タイミングが重要なゲームをプレイする際には、この機能が快適なプレイをサポートしてくれます。
まとめ
この記事では、安い32型テレビのおすすめモデルと、その選び方について解説しました。
価格を重視する場合でも、2万円から3万円台の予算があれば、スマートテレビ機能や裏番組録画に対応した満足度の高いモデルを見つけることが可能です。
ご自身の視聴スタイル(地上波中心か、ネット動画中心か)や、画質・音質へのこだわり、録画機能の必要性などを考慮して、最適な一台を選んでみてください。
